【東京】83歳と56歳の“ダフ屋”親子ら逮捕 路上生活者を販売店に並ばせ、宝塚歌劇や大相撲のチケットを転売目的で大量購入した疑い
“ダフ屋”親子ら
「宝塚、大相撲」チケット転売か
宝塚歌劇などのチケットを路上生活者と共謀し、転売目的で大量に購入したとして5人が逮捕されました。
宮沢徹次容疑者(56)と母親の桃代容疑者(83)ら5人は、2月から4月までの間、東京・渋谷区などのチケット販売店で宝塚歌劇や大相撲のチケット52枚を転売目的で購入した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、宮沢容疑者らはチケット売り場に路上生活者を並ばせて購入し、インターネット上で最大で定価の17倍の値段で転売していました。
ダフ屋に頼まれチケットを買ったことがある人:
「(報酬は)数千円が限度。1万円とか2万円じゃない。1人で10枚も20枚も買うんだから、それは度胸がいる」
警視庁は、宮沢容疑者らが2009年からの8年間で2000万円近く利益を得ていた疑いがあるとみています。
取り調べに対し、5人は容疑を認めています。