ニート株式会社のSNSとして今SNSコミュを使いたい理由

僕は大学の工学部の卒研で、Webコミュニティに関する研究をしてました。

SNSなどの流行り廃りのメカニズム、運営側が定めたルールやUIなどによってユーザーの行動傾向がどう変わってくるか等々。

そんな目線で見てSNSのよい所はこんな部分だと思う。

・ユーザー名1クリックしたとき表示される情報で目立つ度合いが概ね「性別・年齢等の個人情報→自由記述プロフィール→過去の投稿」の順番なのでユーザー個人にフォーカスが当たりやすい。

twitterfacebookは投稿内容の方がより目立つ感じ)

・日記を書いたときタイムライン一覧に表示されるのはタイトルのみなので、個々の投稿が目立ちにくい(ように思える)。→本文自体を他人のタイムラインに投下するわけじゃないので長文や自分語りが許される感。

・コミュニティ機能は割と使いやすい。趣味などのカテゴリごと、さらにトピックごと専用の話題で濃い話をしやすい(→共通の趣味仲間を見つけやすい)。

他にもいろいろあると思うが、現在日本人に特にtwitterが人気なのは「周りからどう見られているか」をとても気にする民族だからだと思う。どちらかというと「悪く見られていたら嫌だなぁ」というネガティブな理由で。

twitterは最終ログイン時期はバレないし、自身の投稿はtwitterを多用すればするほど(本人のフォロー数やツイート頻度が高いほど)ログが早い速度で流れるので個々の投稿が目立ちにくい(気がする)。足あと機能もないし、非公開リストで対象ユーザーをフォローせずにこっそり監視することも可能。

ところでSNS衰退の決定打は足あと機能を一時削除したことだという意見があります。

そうだと思う。

日記などを投稿する人は「いい意味で」周りからどう見られているかが気になるはず。

「日記書いた直後だけど友達のみんなは見てくれたかな?」「コミュニティに書き込んだけど俺に興味持ってくれた人はいるかな?」というのを確認しづらくなったことで、次回投稿へのモチベーションを上げる要素がなくなってしまう結果になったのだろう。

そんなわけでSNSにとても大事なのはユーザーの次回投稿へのモチベーションを上げることなのです。

※いろいろ書きましたが昔の経験なのでスマホアプリで利用の場合、また現在では仕様変更されている等、事情が違う可能性が多々あります